社員インタビュー
高橋 侑大
2023年入社(新卒採用)
生産技術課1グル ープ
誰もがいきいきと働く姿に入社を決意
小さい頃からスポーツが好きで、ケガをするたびに医師や看護師の方にお世話になっていました。その流れから中学生の頃には医療分野に興味を持ち、進学した高等専門学校でモノづくりの楽しさを知ったことで、製造側から医療業界に携わりたいと考えるように。
中でも当社に興味を持ったのは、同じ高専出身の方々が活躍していると知ったことがきっかけで、実際に入社の決め手になったのは採用試験前に実施された職場見学です。加工から組立まで一連の製造工程を見て「どの部署の仕事もおもしろそう」と感じたこと、また社員の方がいきいきと働く姿に“やりがいを持って働く自分”をイメージできたことが大きかったです。
モノづくりのおもしろさを噛みしめる日々
所属する生産技術課は、スムーズな生産を実現するために作業現場のサポートを行います。たとえば、現場から「○○ができるような補助工具が欲しい」と要望があれば設計図から作りますし、新しい設備の導入検討をしたり、島津製作所と製品設計について交渉したりすることもある部署です。ただ、こういった業務は何より現場を知っていなくてはできません。そこで私は現在、1年間の予定で現場研修に励んでいるところです。
研修先は溶接工程の現場。初期には手溶接を教えてもらい、最近は溶接ロボットの操作を学び始めました。私が扱うロボット溶接機は、まだ新しい設備ですが、新人にも最新設備や業務に接する機会をどんどん与えてくれるのは恵まれた環境だと感じます。まだまだ初歩的な溶接技術を学んでいる段階ですが、やるほど上達をできることが楽しく、自分が溶接した部品を組み立て工程の現場で見かけると、モノづくりの現場から医療分野に携われていることを実感し嬉しくなります。
「質問は成長のもと」先輩の言葉に背中を押され…
入社当初から自分を振り返り、いちばん成長を感じるのは対話力です。
製造現場といえば、個々人のスキルが求められる、黙々と作業するといったイメージをお持ちの方もいるかも知れません。ですが当社は違います。周囲を見渡せば意見を交わす先輩たちの姿が当たり前にあり、業務をブラッシュアップするために日々模索していることが伝わってきます。
そして先輩たちは、私に「わからないことがあったらすぐに声をかけて」「新入社員はどれだけ質問できるかが成長に繋がるよ」とよく言ってくれ、実際に声をかけて迷惑そうな顔をされたことがありません。「知ろう、理解しよう」とする姿勢に対し、とてもウェルカムな雰囲気があります。私はもともと自分から人に声をかけることが得意ではなく、わからないことがあっても質問をためらってしまう性格でしたが、先輩たちの言葉に後押しされて積極的に質問する機会が増加。それにつれて円滑にコミュニケーションをとれるようになりましたし、相談する際にはまず自分の考えをきちんと持つことが重要だと学びました。
当社の先輩たちが皆とても話しやすく、細やかに指導してくださるおかげです。
生産性向上に貢献できる人材を目指します
今後の目標は、まずは現場研修中に吸収できるだけの知識と技術を身につけ、早く一人前になること。そしてDXやIT化が推進される中、溶接ロボットのスキルを伸ばして生産性向上に貢献できる人材になることを目指します。
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