社員インタビュー
大塚 将輝
2021年入社(キャリア採用)
工程管理課計画グル ープ
コミュニケーション力を活かすべく
開発職から転職
結婚を機に島根県に住むことになり、キャリア採用で島根島津に入社しました。以前は開発職に携わっていましたが、新しい職場では自分の長所であるコミュニケーション力を活かした業務に挑戦したいと考え、社内のさまざまな部署と関わり生産計画を立てる生産管理部門に興味を持って当社を志望。
現在は生産管理部工程管理課に所属し、当社が手がけるX線撮影装置など医療機器の生産進捗を管理しています。
関連部署を理解し、細やかな調整に基づいた生産計画を
全40種ほどある当社のX線装置のうち、私が担当するのは約7機種。加えて、X線を発生させる管球という部品も担当しています。
業務の流れは、親会社である島津製作所からのオーダーを受け、納品期限から1日あたりの生産量を割り出し、社内の関連部署と調整しながらスケジュールを作成。同時に生産に必要な部材の調達も行います。
ここで活きてくるのがコミュニケーション力です。各部署に無理なく・効率よく作業してもらうためには、現場スタッフとの細かな調整が欠かせません。率直な意見を交わせるよう、日頃から気軽に声をかけ合える関係性の構築を心がけています。調整の際は、各工程の業務内容を知っていないと相手の立場に立った提案ができませんが、入社時に現場研修として全ての現場を体験できたことが配属初期から役立ちました。
今は「現場ファーストの徹底」をポリシーに日々の業務に励んでいます。
互いに支え、安心して業務できる風土がある
私は、我ながら前向きに仕事ができていると自負していますが、その背景にあるのが職場環境です。
当社は主体性を大切にし、互いにフォローし合う企業文化があります。つまずいた時にすぐに相談に乗ってくれる先輩や同僚がたくさんいます。
そのありがたみを強く実感したのは、入社して間もなくでした。常に複数の計画を同時進行するので、配属当初はキャパシティが足りず混乱することもありました。特に私が入社した当時はコロナ禍のまっただ中で、世界的な半導体不足がニュースになっていた時期。部材調達がままならない中、経験不足から手続きの間違いや調整がうまくいかないことが重なったのですが、先輩たちの手厚いフォローに助けられ乗り越えることができました。
もし自分の進め方でうまくいかなくても周囲がサポートしてくれるので、新しい業務にも安心して取り組めますし、アドバイスを受けるたびに視野が広がり思考力が高まる。そんな風に成長できる職場だと思います。
今では私自身がフォローに回ることも増え、3年目を迎えた昨年は、より複雑な作業が求められる新機種の生産体制の立ち上げを任されとても嬉しかったです。
社員が繋がりを大切に仕事に取り組んでいるところは、当社の大きな魅力の1つだと思います。
ここは、成長を後押ししてくれる場所
社内の雰囲気に加えて、福利厚生の充実度も当社の自慢ポイントです。ワークライフバランスを実現しやすく家族と過ごす時間をしっかり確保できますし、子どもが急に熱を出した時など時間単位で看護休暇を取得することがありますが、遠慮なく申請できる空気感があります。
さらに社員の挑戦を後押ししてくれる体制が整っており、たとえば、私は業務改善を目指してデータベース管理ツールやRPA(※)を習得すべく、会社から補助金が出る通信教育を利用しました。周囲にも会社のサポートがある講座を利用して自己研鑽している人がたくさんいて刺激を受けています。
今後も引き続き学びを深め、自らを磨きながら、生産体制により良いアプローチができる人材を目指します。モノづくりに興味があり、主体性を持ってたくさんの人と協働したい。そんな人と一緒に働けることを楽しみにしています。
※ RPA:「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略。パソコンで行う事務作業を自動化するシステムのこと
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